2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

バッタ注意報

サバクトビバッタの成虫 (2011年 モーリタニアのサハラ砂漠にて:撮影者、男前なハカセ) まぁ この写真は誰でもバッタだって冷静に理解できるじゃないですか。 したら、これは? サバクトビバッタの幼虫の集団 (2011年 モーリタニアのサハラ砂…

すべての道はローマに通ず

All roads lead to Rome. 意味:目的までの手段や方法は、何通りもあることのたとえ。 私はこれまでに数十万個のサバクトビバッタの卵を数えてきました。 ときに解剖し、 ときに脚の長さを測定してきました。そのような研究活動の行く末もローマだったとは誰…

サバクトビバッタ会議 (Desert Locust Control Committee)

6/19-22日の日程でローマのFAOにて、サバクトビバッタ会議が開催され、 今回は研究所としてではなく、モーリタニアの農業省の一団として参加してきます。 (よくわかっていない。) 世界で最も大きなサバクトビバッタ会議で2,3年に一度開催されるそうで、…

ポエムを口ずさむとき

細 将貴という若手研究者がいます。細氏も私と同じ日本学術振興会の海外特別研究員としてオランダに赴任しておられます。 細氏は昆虫の研究をしているわけではありません。 彼の研究内容は先日出版した本を見れば一目瞭然 右利きのヘビ仮説―追うヘビ、逃げる…

佐伯コックの料理教室

前回帰国した時に偶然出会い私のバッタ研究チームにコックとしてスカウトした佐伯真二郎氏なのですが、 しばしば、 「バッタの燻製が上手にできました」 や 「バッタのフンをチップ代わりにスモークすると風味が違う」 などと想像を絶した報告をしてくれます…

おめでたい

去る、6月8日に秋田県横手市で山下太郎学術研究奨励賞の授与式が開催され、 私はアフリカのため、両親が代打で出席し、親父が代わりに賞状をいただいてきました。 授与式には秋田県の教育関係者と私の母校の秋田中央高校の宮崎悟校長にもお越し頂いたそうで…

30年後の太郎

前回のブログで30年後に何太郎になっているのだろうとボソっとつぶやきました。 いやいや、30年後も浩太郎だろ?という冷静なツッコミを頂戴すると思っていたのですが、 見事に「浩」が除去され、いくつかの候補が出て参りました。 ブログのコメントとツイッ…

郷土・秋田からの愛

みなさまご存じかとは思いますが、私、崖っぷちでございます。 先日、研究助成金の情報をみなさまに求めたところ、数多くの情報を提供して頂きました。 けっこうな数の研究助成金の応募資格が、「日本の研究機関に属している者」と限定されており、人知れず…