両替

当面のお金はユーロで20万円分持ってきた。

モーリタニアではユーロは使えない。
現地の通貨「ウギア」にする必要がある。

研究所のモハメッドさんに両替したい旨伝えると、今日は銀行が休みだから、
街の両替商に連れてってくれることに。

へんてつもない街の片隅に辿り着く。

モハメッドさんが白いターバンを巻いた男に話しかけると、
似たような男達が6人群がってきた。

何やら交渉した結果、1人の男が車に乗り込んできた。

「両替は車の中でするのが安全」

とのことなので、人目を阻んで200ユーロを両替することに。

たった2枚のお札が79000ウギアの札束になって返ってきた。

がさばるが、すげー金持ちになった気分。


100ウギアが日本円で30円くらい。

2000ウギア札の模様


砂漠らしい。

1000ウギア札


海が近いので漁業が盛んなところみたい。


あとで正式なレートを調べたら、銀行よりも個人の両替商の方がレートが良かった。
察するに、6人いた両替商達がレートをどんどん吊り上げていくうちに
最終的に1人がはめられたのではないだろうか。

本日の結論。

ダチョウ倶楽部の上島現象が遠く離れたアフリカでも起こった」