Mission 1 「初バッタ」
アスファルトの道路に別れを告げ、とうとう砂漠の中に突入。
すっかり暗くなってしまい車もライトを点灯させ、先頭の車を追いかける。
さっきから暗闇を切り裂く白い影がチラチラ目に付く。
目をこらしてみるとバッタだ。
ようやくバッタ地帯に辿り着いたみたいだ。
「バッタいたよ!ほらっ!バッタいたよ!」
全力で興奮している旨を伝え、早く降ろして欲しいことをアピールするのだが、
みんなは早く基地に着きたいようで、ガン無視を食らう。
その時、祈りが通じた。
運がいいのか、わるいのか、
みんなで車を降り、とりあえず困った顔をして、
薄暗い中、辺りをうかがうとさっそく草上にいる幼虫を発見。
みんなを尻目にすかさず捕まえようとし、手を近づけると激痛が走る。
本場のバッタは何か武器でも持ってるのか?
手を見ると植物のデカいトゲがぐっさりと刺さってる。
初バッタは痛い思い出になった。
暗闇でむやみやたらにそこいらを触るのは危険とみなし、
準備万端の装備をするまでガマンすることに。
車を押すのを手伝い、すぐに脱出できた。。
そこからすぐのところに基地があったのだが、真っ暗。
うちらのチームもテントを貼り、野営の準備を。