午前中の観察を終え、

第二基地の人たちがご飯に招待してくれてから行きましょう、とモハメッド。

第二基地はバッタの発生地帯で重要な拠点らしい。

基地のスペック


テントの前には生々しい飾り付けが。

歓迎ムードたっぷりだ。
砂漠の中と言えどもオシャレ心を忘れないモーリタニア人。
飾り付けからはまだ血がしたたり落ちてる。


そして、テント入り口には羊の生首がボールの中に。

(顔写真は自粛します)

このタイミングでさばきたての羊がいるってことは・・・
ははー
この流れってアレでしょ。


ひとしきり挨拶がすむと、さっそくご飯をごちそうしていただくことに。
まずは、タジンという手付け料理を楽しんでくれ、と。
居酒屋で言うお通し、フランス料理で言うオードブルと同じシステムとみた。
どんなオードブルなのか。
そして運ばれてきた。



モーリタニアのお通し。

(羊の煮込み)

丸ごとキター(笑)

臓器だ。羊の臓器だ。
超歓迎されている。


素手でいただきましょう。


大学の畜産学の授業で見た臓器がそのままの形で出てきた。
豪快だ(笑)
そして色んな種類。


「盛り合わせっぷりにもほどがある」


骨に肉が付いてる部位は、ナイフでそぎ落とし係りが小分けにしてくれるので、
色んな部位を堪能できる。
皆様、がっつりわしづかむ。


小腸を手でぶつぶつ切る触感が忘れられない・・・

油っこくてうまかった。
そして、レバーがピンク色をしててキレイだった。
僕に勇気があればレアももっといけたのだけど、
3切れにしておいた。

100%火の通ったリブの周りが特にうまくて、そこをいっぱい食べてたら、
気に入ったと思われたのだろう。
最終的には肉がこびりついた骨が自分の担当になり、それをしゃぶる係りになっていた。


口の周りがさぞかしテカテカになっているんだろうな。
みんなツヤツヤの唇している。
砂漠では油が口紅代わり。


食べ終わった後の身だしなみ。
1.極限まで手をペロペロと舐める。
2.手を水で洗う。

大の大人がこぞって自分の手を総ナメにするシーンは迫力があった。
次の料理は何がでてくるのか・・・