前回のMission2でこんな感じのアフロ的な草の中にバッタが忍んでいるのを多数目撃した。


捕まえようとすると逃げるわ、隠れるわ、口から醤油だすわ、で効率が非常に悪い。
全部捕まえたいのに捕まえられないこのもどかしさ。
砂漠のバッタは全てオレのものにしたい。
メラメラと燃え上がった独占欲。
次の調査まで一週間、首洗って待ってろ。

サバクトビバッタ、ゲットだぜー


砂漠という立地とバッタがすぐに逃げる性質、そしてモーリタニアの物資調達の便を考慮し、特急で秘密兵器を作ることに。


まずは、街の仕立て屋さんに行き、別注をかける。

(ミシン職人のおじさんは照れ屋で顔出しNGでした)


そんで、鉄柱屋さんにも。

(長さ測定中)

すぐに作ってもらいたかったが3日かかると言われたので、
そこは金の力で解決した。



完成した秘密兵器「一網打尽」

ゲストハウスでティジャニと何回も草を囲う練習した。
我々の手際の良さは音速に近づき、いざ本番へ。

球漫画で監督に

「オマエは秘密兵器だから」

と言われ、ベンチを温め続ける青年をよく見かけるが、
私の秘密兵器は温存することなくスタメンとして起用したい。



現地で組み立てさっそく囲ってみる。

おぉぉ バッタが逃げる前に囲えた。
あとは捕まえるのみ。



緑を破壊することは環境に良くないことは重々承知だが、


どのみちバッタに食い尽くされてしまうだろうから、


遠慮せずに一本残らず全ての草を刈り取り、あますところ無くバッタを採集した。

(日本から持ってきた剪定ばさみが大活躍)


チビバッタも全て回収。

(バッタを入れるのにペットボトルが超便利。取り出すときはシェイクするとバッタが落ちてくるのでオススメです)



アミを立てるこの鉄棒はティジャニの友達の街の工房で作ってもらった。
溶接や曲げたりできるということなので、がんばってもらった。
自立式だが、坂や風が強い時用に更に棒で固定できるように工夫した。

命名:ティジャニスペシャル)







ところで、デカいアフロのバッタはどうやって捕まえるのか?
だから、言ったでしょ。
全部捕まえたいって。







エス、「二網打尽」

2つのアミが織り成すコラボレーション。
あぁ NASAの宇宙船のドッキング越えたわ。

見たかこのマッスルドッキングを。



手当たり次第にバッタを採集する我々。
バッタ捕まえる度に、


「ナイス ローカースト(英語でバッタの意味)」


が掛け声に。


次々とアフロに襲い掛かり、これ見よがしに乱獲を始める。


しかし、この無差別行為が砂漠の神の逆鱗に触れてしまい洗礼を受けることに・・・




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調子に乗ってバッタ採り過ぎてデータ採取に追われ、今えらいことになってます。
自分のバッタ処理キャパ越えた。