先日、朝日新聞GLOBEで紹介していただいたバッタの記事のウェブ版ができましたので紹介いたします。
http://www.globe.asahi.com/business_life/111106/01_01.html
是非、自分の記事だけではなく、他の方々の活動も一読してほしい。
正直、アフリカでの生活に大変な思いをすることもあるが、
外国で悪戦苦闘している他の日本人の方々の存在は非常に励みになる。
「貴方ががんばっているならば、私もがんばろう!」
この「私の海外サバイバル」という企画は、現地にいる方を励ますばかりではなく、大勢の読者を励ますところにその真意があるのではないかと感じた。
そして、「編集後記」でもバッタのことを取り上げていただきました。
http://globe.asahi.com/editor/index.html
自分のがんばりが少なからず他の人を刺激することができたら、それは恥ずかしながらも嬉しく思う。
「がんばれ」は相手を励ます言葉だけど、なんか相手任せでオレは知らんっていう気がするから、
「がんばろう」の方が好きだ。一緒に闘う意味が込められているので。
そして、自分は体育会系できたので、競い合うのが好きだ。
ライバルがいると負けたくない気持ちが強まり、限界以上のものを引き出してくれる。
今は、モロに同じバッタの土俵で、似たような状況の人はおらず、色んな分野の同世代の若手研究者達が強烈なライバルだ。
それに、日常生活でアホなことするにも友人達やへもいっこの方々といったライバルがいる。
皆の存在が自分を刺激してくれている。
そして今、密かに自分の中で最大のライバルは、ファーブルだ。
憧れの人を恐れ多くもライバルに想定すると、超やる気が沸いてくる。
どんなにくたびれてても負けたくない思いが自分を突き動かしてくれる。
「負けたくない」は研究する動機の一員にすぎないが、
己を鼓舞する一種の催眠術として自分には絶大な効果をもつ。
今も色んな問題に直面している方々が大勢いると思う。
殺意を覚えるほどの嫌がらせを受けている方もいるかと思う。
何かを失ってしまった方もいるかと思う。
生きるのは大変だけど、がんばろうぜ。
大幅に役不足だけど、今日から私が貴方のライバルだ。