一期一会が造る道

体力も回復し、またいつもと変わらぬアフリカ生活に戻りました。
早くペースを取り戻すぜーーー

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モーリタニアカサブランカ→ドバイと乗り継いで東京に到着

帰国後はさっそく東京に住む姉と六本木で合流し、寿司食いに「すしざんまい」に連れて行ってもらいました。
すしざんまいは今年の初競りで大間のマグロを5千万で買った寿司屋だそうで、そのマグロが格安で出されているとのこと。

さっそくマグロづくしで攻めてみた。

帰国して、最初に口にするのが大トロですごく申し訳ない。
10ヶ月ぶりの寿司は、結論から言うと旨かった。限りなく旨かった。
旨すぎて、もったいなさすぎて全然呑み込めなかった。


寿司が液体になるまで噛み続けた。






寿司を満喫した後は、近くに美味しい味噌汁を出すお店があるということで、味噌汁だけ飲みに行ってみた。


味噌汁は心が安らぐね。


生のりの味噌汁をいただいたのですが、心の底からただいまだった。

その後は、姉の行きつけのバーにも行ってみた。
(36時間のフライト直後に弟を連れまわすのは姉の愛です)


カウンターにはポツリと男子と女子がお酒を楽しみ、そしてマスターがいた。


マスターのジョニーにかるくバッタの研究しにアフリカに行ってます、と自己紹介したところ、カウンターの端にいたお兄さんが興味を持ってくれて、色々質問してきてくれて、そっからはバッタ討論大会の始まり。



(パティシェ鎧塚のスイーツを出されるも、姉に食われる)


日本語で会話できる喜びと、自分の話に人々が笑ってくれる至福のひと時を過ごせれて楽しかったのだが、見ず知らずのお兄さんがなぜそこまでバッタに食いついてきてくれるのかすごい謎に思っていたところ、名刺をくれた。


そこには、代表取締役の文字が。




しゃちょーーーー!!!



お兄さんの名前は小林さんでi-DEALというデジタルコンテンツ会社の社長さんだった。
会社HPhttp://ideal-inc.com/


ここで話し方とかトーンを変えると社長という肩書きにびびっているのがバレてしまうので、
平静をよそおって、

小林さんが何故バッタ話に興味を持ったのか聞いてみたら、バッタ研究に込められた様々な可能性に反応したそうな。
アフリカ支援であり、学術面であり、教育であり、、、。


一言でいうと、ネタらしい。

(小林さんのブログでもバッタのことを紹介していただきました)
http://ideal-inc.com/blog2/






自分の任期がもう一年しかなくて、次が決まらなかった時はそのままアフリカに居座って貯金を崩して研究しようと考えているという話になったときにこんな話をしてくれた。


現在、プラ子さんという渋谷109でショップ店員していたギャルが貧しい人々を救うべくアフリカに単独でボランティアしに行っているそうな。

プラ子さんのブログ
http://purako.jugem.jp/


んで、プラ子さんは個人的にボランティアをしているのだが、大勢のサポーターから支援を受けて資金繰りをして活動しているそうです。その一環としてご自身の活動を本にして出版し、その印税も活動費として活用しているそうだ。



小林さんはプラ子さんの活動を助けるのに、とある方に相談を受けた際に話が前に進むよう業界の有力者を繋ぎ合わすなどの活動を取ったそうです。
それで、アフリカ繋がりでピンときたそうな。


バッタの話は日本ではまだまだマイナーなため、様々な支援を受けるには認知度を上げる必要があり、
小林さんは各方面の方々に宣伝してくださると力強くグラス片手に訴えてきてくれた。


自分としても願ったりかなったりで、こんな偶然の出会いもあるんだなぁと驚きながら是非ともよろしくお願いいたしますをし、
また会いましょうと握手しました。

恐ろしいタイミングで帰国し、恐ろしいタイミングでバーに行けた。


ナイスプレイ姉。