郷土・秋田からの愛

みなさまご存じかとは思いますが、私、崖っぷちでございます。
先日、研究助成金の情報をみなさまに求めたところ、数多くの情報を提供して頂きました。


けっこうな数の研究助成金の応募資格が、

「日本の研究機関に属している者」

と限定されており、人知れず哀しみに打ち震えておりました。


そんなとき、ハダニの研究している鈴木君(http://www.facebook.com/AnAcarologistsLife)からこんな研究助成金があるよと教えてもらいました。


第23回山下太郎学術研究奨励賞
http://yamaiku.jp/

応募資格:
秋田県出身、または秋田県内の研究機関に属している40歳未満である者」



私、アフリカにおりますが、秋田県出身の32歳でございます。

これは、、、応募できる。


山下太郎氏は秋田県出身で、こな薬を飲むときに使うオブラートを発明した方です。

満州で活躍し、
サウジアラビアクウェートから石油の採掘権を初めて獲得したため、
その業績から「満州太郎」や「アラビア太郎」と呼ばれたそうです。


詳しい山下氏の紹介はねずきちさんのブログが詳しいです。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-812.html





えぇぇ


なぜ唐突にこの研究奨励賞のことを紹介したかと申しますと、、




私事で恐縮ではございますが、


第23回山下太郎学術研究奨励賞を受賞いたしました。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20120530k



ここしばらく魔物に襲われてばかりだったのですが、
故郷の財団法人・山下太郎顕彰育英会からの嬉しいお知らせに涙しました。


しかも、外国で苦労しながらも、成功を収められた山下氏からの救いの手です。
これは嬉しい限りでございます。


私は残念ながら授与式には参加できないのですが、両親に代理で出席していただきます。


これを励みにますます頑張っていきたいと思います。
今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。


鈴木君をはじめ、みなさまからの情報に早々に助けられております。
この場を借りて御礼申し上げます。


バッタ研究者になるという夢に一歩近づくことができました。



大勢の方々から単なる変態だと思われていたので、ようやくその疑惑を払しょくできて嬉しいです。


ちなみに私の名前は「浩太郎」でございます。
話の流れから、私が何を言いたいのか勘の良い方ならお気づきになられたかと思いますが、


30年後、自分が何太郎になっているのか楽しみです。