聖地巡礼:ファーブルの家に行く 中編

日本人だったらまずほとんどの人がファーブルのこと知ってるじゃないですか。

ところが、フランスではまず無名なんすよ!



一般の人はまず知らない。
「日本で一番有名なフランス人は誰?」ってよく質問されるんだけど、
「ファーブルです」
と答えても誰もファーブルのこと知ってません。
ファーブルは昆虫学者だよーって教えると、


「そんな・・・ 昆虫学者なんかが一番有名なのかよ!」
とフランス人はガッカリしちゃいます。


以上、ファーブルマメ知識でした。





引き続き村です。


交番の壁にもファーブル



村の地図にもファーブル

もうファーブル村に改名すればいいのに。


建物

オサレでござる。



村の中心に行ってみると、、、







いたーー!!!


ファーブルさまの石像。
りりしいお姿にうっとり。
つか、虫の研究してて石像になるってすごいことっすよね。
メデューサに石にされるよりもすごいと思うよ。



台座について、説明いたしましょう。

「Entomologiste」はフランス語で昆虫学者という意味です。
ちなみに英語で昆虫学者は「Entomologist」なので英語とフラ語のシンクロ率が高いです


とりあえず、30度ずつ全てのアングルで写真を撮っておきました。

ファーブルさまが眺めている景色


少し歩くとあっという間に村はずれ。
ぶどうがたわわに実ってます。

ワイン用のぶどうでしょう。




5時起きで、おいぼれは早々とくたびれたので、とりあえず村のバーでビールでも飲んでゆっくりするべー
仕事をしてたらどこからともなくバッタが飛んできました。

君は被食者であることを忘れてはいかんよ。
(補足説明:左上で一人ツールドフランスしている人も要チェックです)


3杯目のおかわりのときに英語しゃべれるお客さんが来てて、何しに来たのか聞かれたから事情を説明したら、ファーブルの家の管理人と知り合いだから今日やるかどうか聞いてやるよとのこと。


いやいや、おっさんが電話で聞いたくらいで・・・・



「今日やるってよー」




「アボーン!!!フラ語でまぢでーーーー!!!)」


夏の間の土曜日は特別にファーブルの屋敷は15:00からオープンするそうな。

博物館は14:00からやるそうな。


気持ち最高潮でファーブルの屋敷にお伺いできるじゃないですか。
あと30分遅かったらバスに乗って帰ってたぞ!




日頃の行いってほんと大切なんだなぁとしみじみ。
誠実に生きてきて良かったです。


ラクルが起きてファーブルの屋敷に入れることに。
博物館を見学した後に、



15:00に行ってみると、扉が開け放たれていた。



そして男は門をくぐり、屋敷へと足を運んだ。
そこに何が待ち受けているかも知らずに・・・。

続く。