フンコロガシあらため、、、

フンコロガシはその名の通り、フンを転がすからその名がつけられました。

起訴されかねないネーミングですが、非常に洗練された名前ですよね。
好きな虫です。




本日のヤフーニュースにこんなおもろい記事が載ってますね。
天の川の明かり、手掛かりに=フンコロガシ、真っすぐ転がす

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130128-00000009-jij-sctch

天の川に頼るなんてロマンチックな昆虫で、まるで、わた、、、 ガフッ



つーか、
フンを転がしただけでは終わりではありませんよ。





ロマンチックは止まらないのですよ!



ロマンチックテイストな講師のバッタ博士が特別に動画でれくちゃあいたしましょう。


サバクトビバッタの調査中なので、
糞球がチームメイトの誰かのものに由来していることは否めません。



不必要に人糞を踏む危険にさらされる私の気持ちがわかりますか?


いかに私が苛酷な環境で研究しているかご理解いただけるかと思います。




とは言っても、サバクトビバッタの調査中の天敵はフンコロガシで、最強邪魔されます。
だっておもれーんだもん。フン転がすのも、フン隠すのも。


夜行性な私がフンコロガシをネーミングすることになっていたら
「フンカクシ」にしちゃってましたね。 テヘッ


ちなみに画面が赤いのは自然なままの彼らを盗撮したかったからです。
なんか虫って赤い色を見えないみたいなので、赤いランプ使っております。
おかげで、夜間観察は血の色に包まれています。



バッタの行動を観察するときもしばしば彼らの気持ちを考えることがあるんだけど、
相手の気持ちを知るのに実演するのが一番手っ取り早いです。




フンコロガシの気持ちはどうでしょうか?








クソ野郎によるふんころがす


実際逆立ちしてフン転がすの大変でした。

地球上にはフンコロガシを疑似体験できる施設があるのにもびつくりですよね。


フンを転がすのは至難の技なので、みなさんはとりあえず糞球作りから始めることをお勧めします。
手ごねふ、、、、 グブッ




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PS
クマムシ博士の堀川大樹氏が自身のブログ「むしブロ+」にて私を紹介してくださってます。
http://d.hatena.ne.jp/horikawad/



実は、堀川氏にインタビューされ、その模様がめるマガに載るでごわす。
http://www.mag2.com/m/0001454130.html

照れるでございます。


毎週、自身の研究経験や最新の科学情報満載なので、4月から無給の私にとっても価値ある情報源となっております。




自身がデザインされたクマムシさんのぬいぐるみも販売されて、カラパイアさんにも紹介されています!
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52115622.html


研究者としてこのようなスタイルをとるのは元祖でしょう。


先輩が汗水たらして切り開らく後ろをぴったりマークし、隙あらばパクりたいと思います。