小学校の卒業文集は、将来の自分の姿を綴るものだった。
そこに自分は昆虫学者になっている姿を思い描いた。
(当時の私。体育座りに支障をきたす肥満児)
あれから20年。
その夢を追いかけアフリカに渡り、無収入になってしまいましたが、とうとう夢が叶いました。
京都大学白眉センターに特任助教として採用されました。http://www.hakubi.kyoto-u.ac.jp/04_rec/h25/nai.html
通常、大学教官は授業を受け持ちますが、今回のポストは授業をもつことなくひたすら研究に専念できます。
私の場合、モーリタニアのフィールドで研究したいというわがままがあったためなかなか希望に沿う就職先を見つけあぐねていたのですが、今回の白眉プロジェクトはモーリタニアでの研究も続けられます。
しかも周りにはさまざまな分野の同世代の研究者たちが。
右利きのヘビ仮説―追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化 (フィールドの生物学)
- 作者: 細将貴
- 出版社/メーカー: 東海大学出版会
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: 単行本
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これから5年間は経済的な心配をせずに、白熱しながら研究に集中することができます。
「ブログなんか時間の無駄だ」とよく言われるけど、ブログのおかげで大勢の人たちから応援してもらえてがんばえることができた。
ようやくみんなの応援に応えることができたのが嬉しい。
そして、自分に賭けてくれた京都大学白眉センターに感謝です。
魅せたいものがまだまだたくさんあるので、今後ともお付き合い下さいませ。