無事に帰還しました。
死亡説を流してくださった皆様ありがとう。
「1泊のところを3泊に延長した」+「ネットが2日死んだ」=「5日音信不通」
かなりちょうどいいタイミングでネットができなかったので、
安否を気遣われてもいたしかたない。
結論から言うと、
砂漠は、あなたの知らない世界、だった。
さぁ そっとのぞいてみませんか?
第一回のフィールド調査の模様を。
4/19
一緒にフィールドに行ってくれる予定だったシディさんがお腹が痛くなってしまい、急遽リタイヤ。
代わりに若手の学生のモハメッドが参戦することに。
出発直前に、マネージャーのシダァメットさんから丁重に包まれた紙きれを渡される。
何やらフラ語で値段が書いてあり、何だか聞いたら、
「フィールド調査に行くにはスタッフを雇わなければいけないんだよ」
そういうシステムか!!
今回のフィールド調査は自分がリーダーになって、全ての指揮権をもつことに。
中学校のテニス部でキャプテンをやって以来のリーダーに不安を覚えた。
紙きれはレシートで、そのタイトルには、「Mission」の文字が。
遠足よりもミッションのほうが本格的で断然響きがいい。
一日当たりの雇い賃は職業別によって異なっており、
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研究者:6000ウギア
ドライバー:3500ウギア
コック:3000ウギア
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今回は初めてのミッションだったため、パーティーの編成はお任せだったのだが、
研究所にはこの他にも、
・お茶係
・お掃除係
・警備係
・庭の植木のお手入れ係
・コピー係
がいるそうだ。
帰国するまでにはコピー係3人とパーティを組んでもなにも問題ないくらいレベルをあげたいものだ。
当面、最高のパーティを是非とも作り上げたいものだ。
このドラクエを彷彿させるシステム。
研究所では、研究者は立場的には「勇者」とみた。
フフフ、悪くない。
ロープレには慣れてたつもりだったけど、ここには知らないシステムがあった。
「食料や燃料も勇者が払う」
現実は厳しいし、きっと勇者も影で苦労してるんだろうな。
今回のスケジュールは、
砂漠のど真ん中にある2つのバッタ防除基地を訪れ、バッタを見てくる予定になっている。
みんなの都合を聞いたら、ヒマだち言うので、2泊3日にしてもらった。
ここで、メンバー紹介しよう。
研究者:モハメッド(学生、32歳)
英語しゃべれるので通訳もしてくれる。
ドライバー ティジャニ(アラフォー)
フィールド調査に向けて、グラサンを買おうとしているところ。
コック:シェフ(27歳)
シェフという名のコック。研究所No.1の腕前。
モロッコにつながる560kmの一本道の途中で別のチームと待ち合わせており、
ひたすら直線。
あいかわらずアンテナが邪魔だが、命綱なので大切にしたい。
道端の動物の死体とかも怖いけど、車の死体はリアルでもっと怖い。
(時速120kmで運転中に撮影できた奇跡の一枚。イヤな予感。)
無事に別チームと合流して彼らの基地に向かう。
どんなところにあるのだろうか?