2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

午前中の観察を終え、

第二基地の人たちがご飯に招待してくれてから行きましょう、とモハメッド。第二基地はバッタの発生地帯で重要な拠点らしい。基地のスペック テントの前には生々しい飾り付けが。 歓迎ムードたっぷりだ。 砂漠の中と言えどもオシャレ心を忘れないモーリタニア…

Mission 1 黄色いじゅうたん

6:30に起床。まだ肌寒い。 バッタを見に行くと、日の出とともに活発に動くようになってきた。 次の目的地の100km離れた第二基地に向け出発。 ちなみに第一基地はこんな感じ。 (左がベース基地) 第二基地に向かう途中、幼虫の大群に遭遇した。 黄色いのが…

Mission 1 バッタの気持ち

学部生の弘前大時代の恩師はイナゴの研究をしており、 イナゴの卵塊を数時間で1,000個以上田んぼから掘ってきた逸話がある。 卵塊は地中に産まれているのに、なぜそんなに採集できるのか。 皆、疑問に思うのだが、恩師は、「いや〜 イナゴの気持ちになって考…

作者、急病のお知らせ

あたりました・・・お腹痛くなって、熱が出てふらふらになりました。原因はなんだろう。すっぱいニオイがした野菜のスープか?すっぱい味がしたコーラか?幸い、薬局で働く従兄弟のちかちゃんから餞別代りにもらった薬のおかげで復活できました。 助かりまし…

Mission 1 バッタのホテル 

荷物を降ろしたり、テントの設営とかの準備を始める。 早くバッタ見に行きたいのだけど、手伝わないわけにはいかない。「バッタ見に行きたいんだろ?ここはオレらに任せて行ってこいよ」 という感じの顔をティジャニがしたので、全てを託し、ライト片手に1人…

Mission 1 「初バッタ」

アスファルトの道路に別れを告げ、とうとう砂漠の中に突入。 すっかり暗くなってしまい車もライトを点灯させ、先頭の車を追いかける。 さっきから暗闇を切り裂く白い影がチラチラ目に付く。目をこらしてみるとバッタだ。ようやくバッタ地帯に辿り着いたみた…

Mission 1 「出発当日」

無事に帰還しました。 死亡説を流してくださった皆様ありがとう。「1泊のところを3泊に延長した」+「ネットが2日死んだ」=「5日音信不通」かなりちょうどいいタイミングでネットができなかったので、 安否を気遣われてもいたしかたない。結論から言うと、 …

専属ドライバー

街に出歩くにも足がないのを考慮して、所長のババさんが自分用にドライバーを手配してくれた。 スーツ姿で登場したティジャニさん 「経験豊かで信用できるドライバー」とお墨付き。 彼の車はランドクルーザーで車高が高くて眺めが抜群にいい。 前の黒いバーは無…

プロジェクトミーティング

これから2年間やることをパワーポイントで紹介することに。 研究者が7人集まり、立派な会議室でミーティング。 書記係もスタンバイ。恥ずかしながら、初めての英語での発表のため、 しどろもどろになりながらとりあえずやりたいことを伝えようと準備した。…

バッタ遠足 前日

嬉しいことに研究所内にはカフェテリアがあり、朝ご飯も準備してくれる。 300ウギア(約100円)のセットメニュー 日本にいた時よりもレベル高い暮らしができている。 明日から、お泊りでサハラ砂漠にバッタ調査に行ってきます♪ 今の時期はバッタの数が少ない…

在留日本人になるために・・・

在モーリタニア日本大使館に行って手続きをする必要があり、今日もティジャニさんに連れてってもらうことに。 ネットで調べて、住所を見せると知ってるらしい。でも、迷子になって、同じところをグルグル回る。 とりあえず、人に聞いてみる。 困った時に頭を…

外食

晩になり、腹が減ってきてどうしようか考えていたら、 セキュリティ係のモハメッドじいさんがゲストハウスに訪ねて来てくれた。腹が減った旨伝えると、散歩がてら外に食いにいくことに。 色んなお店を紹介してもらいながら研究所から歩いて15分のところにレ…

両替

当面のお金はユーロで20万円分持ってきた。モーリタニアではユーロは使えない。 現地の通貨「ウギア」にする必要がある。研究所のモハメッドさんに両替したい旨伝えると、今日は銀行が休みだから、 街の両替商に連れてってくれることに。へんてつもない街…

モーリタニアの床屋

アフリカに床屋があるかどうか微妙だったので、 バリカンを持ってきたのだが、床屋らしきものを発見した。客に布をかぶせて、ヒゲをさわる行為は床屋以外にあるだろうか・・・ 店の入り口にはイラストが。こんなにもっさい男が・・・ (Before) こんなにも…

Welcome

アルジェリアに出張に行ってた所長のババさんが帰ってきた。今日の昼にみんなに紹介するからーと言われ、 すでに前日に全員に挨拶してたから不思議に思ってたら、昼にwelcome partyをしてくれた (手前の右がババさん、左がKeithさん)「日本が大変なことに…

出会いは突然に・・・

モーリタニアは金と土曜日がお休み。昼飯を買いに初めて1人で外に出て、昨日のレストランに行ってみた。おにーさんがオレのことを覚えててくれて、「昨日のメシ、うまかったッス。」 とお礼を伝えると、 「だろー。今日のもうまいぜー」「じゃあ、同じのくだ…

パン、売ります。

ドライブしながらの撮影の続き。モーリタニアはフランス領であったため、フランスパンが人々の生活に溶け込んでいる。 お店で売ってるのは見かけたことがあるのだが、売り子スタイルは初めて見た。 なぜバスケットに入れて持ち運びしないのかは聞いてはいけ…

世界の車窓から 交通事情シリーズ

モーリタニアの街がどんなもんか気になるでしょ? 運転中の車の中から窓ごしに街の風景を撮影してみた。道路には車かロバが引っ張るリヤカーが走っている。 油断していると野ロバが急に飛び出してくる。 「モーリタニアでは、道路をロバやヤギが闊歩している…

砂漠の動物シリーズ1

施設の中には、大きな鳥がいて、目をこらしてみたらフクロウだった。 (50m離れた位置から撮影) 「ようこそ!アフリカへ!」野生のフクロウを見れたのはこれが初めて。砂漠にもフクロウがいるんだー。昔、自分の母が絵画教室に通い始め、一番最初に送られて…

バッタ防除のために・・・

今日はFAOから来ているKeithさんと一緒にバッタ研究所の殺虫剤を保管する施設を見学させてもらえることに。 バッタを防除するためには、大量の殺虫剤が武器として使われるのだが、殺虫剤は人畜に有害であり、汚染の心配があるため、殺虫剤を保管する施設は街…

モーリタニアのお店

タイヤ屋 タイヤマニアでなくて、営業中だと思います。 木材屋 閉店する時に、たてかけてある木材を店の中にしまうのかどうか見物だ。 くつした屋(ショートソックス率高し) 「オシャレは足元から」の精神が根付いている。 売り子 シマウマのビニール人形に…

自分の城

朝、ゲストハウスをよく見てみると門付きだった。 危ない輩からゲストを守ろうとする気遣いに感謝いたします。 研究者のモハメッドさんに研究所の敷地内を案内してもらうことに。あれ?なんか2年前に訪れたときの研究所と全然違うんだけど。。。 どうしたの…

お部屋探し

モーリタニアでは、研究所の敷地内にある新しいアパートに住むことになっていた。スペックは、 「リビングに風呂、グローバルキッチン、TVが付いてて安全で家賃はホテルの半額」 かなりざっくりした情報で、つっこみどころ満載だったのだけど、 電気と水道が…

没収

21時に無事に首都のヌアクショットに到着。 研究所のスタッフさん5人が「TOKYO / MAENO」と書かれたA4サイズの紙を掲げて出迎えてくれた。 心配していた荷物も迷子にならずに無事に到着。 スタッフさんに手伝ってもらって搬送しようとすると、出口で空港の…

君に届け

今回の渡航で最大の難関は「荷物の輸送」 研究に必要な機材をよりすぐっても、計140cmの中型ダンボールが8個に。 国際郵便を使ってモーリタニアに送ろうとすると1個につき7万かかるらしい。 輸送費は全て自腹のため、どうしても必要なものだけ送ろうと思…

いざ、出陣

アフリカ行きの荷造りを終え、最後の仕上げに心構えを準備することにした。郷土の顔である「ナマハゲ」とゆるキャラとして絶賛売出し中の「スギっち」に別れを告げ、東京に。 出発の前々日はクラブでオール。 青森出身の女子達と偶然知り合い、超盛り上がっ…