昨夜、モーリタニアの大統領が銃撃を受けました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121014-35023034-cnn-int
暗殺疑惑が浮上していますが、これは誤射であるとの見解です。
両親をはじめ、たくさんの方々に心配をおかけしたようですが、ご安心ください。
なぜ今回の誤射が起きてしまったのか、専属ドライバーのティジャニが解説してくれました。
モーリタニアの長い道路には至る所にセキュリティ係が立っており、チェックを受ける必要があります。
(たぶんセキュリティ係を撮影すると怒られるので、道路でがまんしてください)
セキュリティ係はいわば関所みたいなものです。
これは、テロリストを発見するためであったり、政府の車を持ち逃げしないためです。
私もミッションに行くときには、この関所を通るための手形を研究所から発行してもらっております。
ティジャニ曰く、大統領の車はこのセキュリティのチェックを受けずに素通りしたので、係の人が不審に思って発砲したとのことです。
一般市民のティジャニの見解なので、何が真相なのかはわかりません。
しかしながら、止まるべき時には止まる必要があるということです。
また、こういった非常事態が起こると、すぐに在モーリタニア日本大使館から連絡していただけます。
とてもありがたいです。
というわけで、ものすごく安全に過ごしているのでご心配なく。
どうせなら、私の今後の身の振り方を心配してくだされば幸いです。