舞台の裏側

さすがはナショジオ。反響がハンパないです。
メレ山メレ子さんは悔しさのあまり、どこかに走り去ってしまいました。



取材なのですが、撮影されるだけじゃつまらない。

ということで、必殺の撮影返しです。

(小説家の川端裕人氏。その眼差し、真剣である)

第1回目の写真はこのようなシチュエーションで撮影大会でした。



川端さんは相当気合い入れており、カメラ専用の大きなカメラケースをモーリタニアに持って来ました。
中にはバズーカ―かよっ!とツッコミ入れたくなるレンズも。


(何かを発射する予感が漂う)



よく空港を無事に通過できたもんだと。



昨日に続き川端裕人さんによるナショジオでの紹介記事がUPされました!
ささ、川端バズーカ―から打ち出される写真&記事のほうをお楽しみくださいませ!





第2回 サバクトビバッタとは
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20140115/380086/



みなさま、今日も一日、すこやかにお過ごしくださいませ。


夜中にこの記事をしたためているので、私はこれから寝ます!


今日の夢リクエストは、「バッタを追いかけて深入りしたら、逆に囲まれてしまって・・・」

Webナショジオでモーリタニアのサバクトビバッタが紹介されます!


あと一ヶ月ちょいで日本への帰国を余儀なくされております。

バッタと闘う傍ら、帰国までに日本から持ってきた全ての醤油やタレを消費できるか心配なバッタ博士です。



運搬費などの費用対効果を考えるとやはりタレや調味料を持ってきたくなるのですが、心配性なので大量に持って来てしまい、今やほとんどの調味料は賞味期限切れ。
おたふくソースが3本もあり、三度の飯にかけても使い切れん。

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最近、旅の道連れ。

(車のフロントに置いてモーリタニアで宣伝してます!)


モーリタニアに日本からはるばる送ってくださりました。
クマムシ博士の「最強生物」学講座: 私が愛した生きものたち(新潮社)

クマムシ博士の「最強生物」学講座: 私が愛した生きものたち

クマムシ博士の「最強生物」学講座: 私が愛した生きものたち


誰かを愛するということはどういうことか。愛の意味を知る一冊でした。
売り切れ続出だそうで、紙資源が枯渇してしまう前の購入をお勧めいたします!




2年近く前の話です。


クマムシ博士の堀川大樹氏が紹介されたWebナショジオの突撃訪問企画「研究室に行ってみた」
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20111214/293677/


憧れのナショジオクマムシを紹介してもらうなんてえーなーと妬んでいたら堀川さんの紹介記事を担当された小説家の川端裕人さんから日本に一時帰国したときに打診を受けました。


川端さん「モーリタニアの前野さんの研究室にお邪魔してもいいですか?」


せっかくのオファーなのに、わて、研究室なんて高級なモノなぞなひ・・・。


バッタ博士「あのー 自分の研究室はサハラ砂漠なんですけど・・・」


川端さん「それもまた粋なり!」



的なやりとりをして、ガチで川端さんが昨年末にモーリタニアに取材に来られました! お泊りで!


バッタが出るかどうかわからない数か月前に日程を決めており、バッタに遭えるかどうかは超微妙。


結果として、最高のタイミングで川端さんが来られました。


私は昨年からバッタの触り過ぎで指がアカ切れを起こしてキーボードをたたけず、しばらくブログ更新できておりません。
そんな中での物書きのプロによる紹介記事。


そして川端さん、写真集を出すほどのカメラの腕前。
ペンギン大好き!(とんぼの本)(新潮社)

ペンギン大好き! (とんぼの本)

ペンギン大好き! (とんぼの本)


今回はバッタだけではなく、オマケで私が普段表に出さないシリアスな素顔も激写されております。



そしてそしてついに、サバクトビバッタのことをナショナルジオグラフィック日本版にて紹介していただくことになったのです♪



それではそれでは、川端さん&ナショナルジオグラフィックによるモーリタニアサバクトビバッタの巻!!
思う存分にヨダレを垂らしてはすすってください!!! 
七日間に渡ってお届けする予定ですので、今週は水分を多めにとってくださいませ。

自分史の中では、ナウシカの文明を崩壊させた「火の七日間」に匹敵する七日間になりそうです。



「研究室」に行ってみた。
第1回 バッタ博士とモーリタニアの砂漠でバッタにまみれる

http://nationalgeographic.jp/nng/article/20140114/379961/


お楽しみいただければ嬉しいです☆



Webナショジオには生物だけではなく、あらゆるサイエンスがてんこ盛りです。
おふぅ とため息出るレベルで面白い記事が盛りだくさんですので、超おススメです!

http://nationalgeographic.jp/nng/index.shtml


(注・初めて当ブログへ来られた方へ:私の氏名に見慣れぬ「ウルド」がありますが、一身上の理由で改名しただけの生粋の秋田県民です。)

裏ピースの師匠と出会う


私は記念撮影時には『裏ピース』を心掛けている。

(3年前のhassyさん生誕祭。隣の気の毒な方はリアル桃鉄で負け、罰ゲーム中。素顔は秋田美人)


格闘家として、弱点である手のひらを敵にさらす勇気を持ち合わせていないためだ。
弱点をさらすとつけこまれてしまう。


先日、生まれながらにして見事な『裏ピース』を繰り出すお方に遭遇したので紹介したい。

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モーリタニアは海沿いの国。
調査の移動中に海沿いを通っていたので、小休止することに。


モーリタニアの海


ずいぶんとでこぼこした海やなぁと眺めていたら、なにやらモゾモゾ動いている。

緊張の面持ちで歩み寄ってみた。







カニ「はよ チーズ言わんかい。肩こるわ」


うわーーー!!! シオマネキや!
動いてるシオマネキ先生初めて見た!!!
浩太郎感激♪



それにしても見事なまでに誇張された裏ピース。
つか、モーリタニアの海、ステキすぎ☆


カニがたくさんいるので追いかけ回してたら、とんでもないことに気づいた。



裏ピースの利き手が違ってる
なんやて! 超カッケー!!!


(補足:この現象はシオマネキでは一般的らしい。)



生きとし生ける者として、利き手が決定するメカニズムをめちゃ知りたい。
幼少期に特殊なホルモンを注射したら、ダブルになるのかしら?


カニは食べるのも見るのも大好き。
本気出したら1000匹は捕まえられそうなくらい浜辺がカニ三昧でした。

お持ち帰りせず、記念撮影大会しました。



なかにはエロいカニも。

「だから見てねーっつーの! 安心して着替えろって・・・ デヘヘ」


親近感が沸きました。




シオマネキ師匠を見習って、これから正々堂々と裏ピースしていこうと思います。







*お詫び*
カニに指を挟まれるのを忘れてしまい、どれくらい痛いのか感想を述べることができません。恐れをなしたわけではなく、たんに忘れただけです。自分の役割を演じ切ることができず、心からお詫び申し上げます。

あけましておめでとうございます


現地語の「あけましておめでとう」を人文字で表わそうとしました。
確実に間違っているので、なんとなく伝わればOKです。


(枯れ枝を集めようとしていて偶然このポーズになっていました。)




年始はティジャニが電柱に激突し、村人に囲まれるところからスタートしています。

幸い、衝突死、感電死、村人による殴打に遭遇しませんでした。
死にたくありません。





2013年は大変お世話になりました。
みなさまの応援のおかげで、2014年は楽しみ過ぎてしかたありません。


ただいま、お年玉企画を準備していただいております。
近々、お披露目会の予定ですのでまたあらためて。





今年もどうぞよろしくお願いいたします!





バッタ博士なりの年賀状です。


(注:ラブい感じですが、オス同士です。ウホッ)



みなさまにとって今年が良い年でありますように!

キノコとニコニコ学会β


今年はようけ雨降ったきに、砂漠にごっつい水たまりができとった。

バッタ調査のかたわらで、ふと地面に目をやると




「今出てきたとこなんすよー」と言わんばかりのキノコが。
食えるかな。


ここにも

ちょっと邪悪そうなので食べちゃいけない気が。



いやー 砂漠にもきのこって生えるんだね。
知らなかったよ。

空がこんなにも青いのも知らなかったし、自然は知らないことだらけ。





こんなとこにも






こんなとこにも


ん? これはザルや! 
鉄のボールにわざわざ穴をあけて作ったザルや!
多大なる労力をかけて作ったにもかかわらず、惜しげもなく砂漠の真ん中に放置されたザルや!






夜のきのこは不気味

怨念が配合されてそうなきのこ。



きのこ、、、、。

そもそもきのこって何?



いやーーーーーーーー 
オレ、きのこのこと全然わかってないッス。





皆様ご安心を。
きのこの魅力について語ってくださるイベントが明日開幕します。


今年4月に登壇させていただいた幕張メッセでのニコニコ超会議内で開催された「第4回ニコニコ学会β」内のセッション「むしむし生放送」(座長・メレ山メレ子氏)に対抗すべく、「きんきん生放送やー」と名乗りを上げたイベントが実現することに!


(むしむし生放送に関してはメレ山メレ子さんが「メレンゲが腐るほど恋したい」という乙女チックなブログで詳しく紹介されております)
http://d.hatena.ne.jp/mereco/






第5回ニコニコ学会βシンポジウム

4th session 「菌放送局特番『きのこ会議』」
http://niconicogakkai.jp/nng5/

配信元:
第5回ニコニコ学会βシンポジウム 〜生命の境界〜 (番組id:lv158649896)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv158649896
*配信を観るには会員登録(無料)が必要です.

日時:
12月21日(土) 19:10〜20:10


座長:
とよ田キノ子(きのこ愛好家・ウェブデザイナー
白水 貴(菌類研究者/日本学術振興会 特別研究員)



座長の白水貴氏とは奇遇にも弘前大学時代隣の研究室で一緒に切磋琢磨していた間柄。

(これは去年一緒に飲んだとき)



13年の月日を経て、ニコニコ学会βで合いまみえることになろうとは!

日本菌学会が協賛することに!
菌の未来をしょって立つ氏が何をかますのか楽しみでしかたありません。




登壇者:
保坂健太郎(きのこ研究者/国立科学博物館 研究員)
飯沢耕太郎(きのこ文学研究家/写真評論家)
伊沢正名(糞土師/糞土研究会 代表)


登壇者の先生の「太郎」率が高いのも注目ポイント。



クリスマスイヴの前哨戦となる第5回ニコニコ学会βシンポジウム。
何を炸裂させてくるか楽しみであります。



明日はぜひ、キノコづくしの夕食と一緒に堪能してくださいませ。

モーリタニアに戻ってきました

今回は成田空港を発ち、比較的スムーズに40時間モーリタニアに辿り着きました。


家の冷蔵庫の中にはしなびたバナナしか入っていなかったのでスーパーに買い出しに行ったのですが、
ティジャニに電話が。


ティジャニ「大きな問題が発生したから帰宅することは可能だろうか?」



何やら、ティジャニ家に泥棒が侵入し、テレビが盗まれそうになったとのこと。
近隣住民が見知らぬヤツがティジャニのテレビを抱えているのを見つけ、捕まえたそうな。




で、その泥棒はどうするんだい?と聞いたところ、
ティジャニは笑顔で「まだわからない」と。


彼の中の鬼が起きないことを祈るばかり。




とりあえずのアフリカ滞在も残すところ3ヶ月を切りました。
これから早いだろうな。



いつもスパートかけてるのでラストスパートのかけようがないのだけど、
がんばります。