新メンバー加入:アイアンシェフ現る

あのね、朝の数時間しかネットが繋がらないの。
メールチェックもままならない。

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仙台の次はつくば。
研究の打合せとどうしても身につけねばならないスキル取得のためつくばにGO。

お世話になっていた研究室を訪ねたところ見知らぬ青年が来ていた。


彼の名は佐伯氏。
彼がなぜ研究室に来ていたかというと、トノサマバッタを食べたいからだそうだ。
トノサマバッタを採るのはすごく大変。
そこで大量に入手が可能かどうか研究室に来て色々と話をしていたそうな。


彼は昆虫料理人を目指している。
伝統的な昆虫料理では飽き足らず、現代科学の力を借りて、科学的にいかに虫を美味しく食べるか研究しようというのだ。


ただ採ってきた虫を調理するだけではなく、昆虫生理学を応用し最も美味しい状態の虫のコンディションを突き止め、和洋折衷ありとあらゆる料理法を駆使し、虫を食べていきたいという野望に燃えていた。


すでに数人とタッグを組んで食用昆虫科学研究会なる組織が運営されている。
http://e-ism.jimdo.com/研究概要/




ほとんどの人は虫を食べるのに抵抗があるかもしれない。
自分もそのうちの一人だった。
ただそれは、虫の味を知らず、見た目だけで拒絶していたことを一口食べた後に知った。


弘前大学の学祭では研究室ではイナゴ料理を出すのが定番になっていた。
学祭が近づくと学部生は近くの田んぼにイナゴを捕まえに行き準備する。
イナゴの佃煮は必ず作るとして、毎年新しい料理にチャレンジするそうだ。
自分たちの年はイナゴチョコとイナゴクッキーを作った。
首から「イナゴチョコ」の看板を下げて売り子をすると結構買ってくれる。
たまに売った後で悲鳴が聞こえてくる。
どうやら「イチゴ」と「イナゴ」を勘違いしたらしい。

ひたむきに取り組んだイナゴ料理開発で、虫の旨さを知ったのだ。


虫の研究所には虫の旨さを知った人たちが比較的多くいた。
夏には「飛んで火にいる夏の虫」を利用したライトトラップをつくば山で決行するのだが
その傍らではバーベキューをしながらの観察。
ちょっと小腹が空いてきても大丈夫。


材料は無数に飛んでくるから・・・





サバクトビバッタをどうやったら美味しく料理できるだろうかとずっと考えていた。
(愛する者のことは何でも知りたいのです。)


そこへ、昆虫料理人の佐伯氏。


土下座する勢いで勧誘したところ、彼は快く承諾してくれました。


バッタ研究チームに昆虫料理人の佐伯氏が加入いたしました。

(立ち位置的には完璧にワンピースのサンジですね。)



最高のバッタレシピを求めて、我々は歩き続ける。

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ここで気になる虫食情報を

昆虫食ポータルサイトむしくい
http://mushikui.net/

東京では虫食いフェスティバルなるお祭りが開かれているそうな。
運営陣から誘っていただいたので、いつか、参戦したいッス。
http://mushikui.net/

どんなキモい人達の集まりなんだと猜疑心に包まれるかもしれないが、
参加者の一人の虫食いライターのムシモアゼルギリコさんの写真を拝見したところとても美人でした。


笑顔でイモムシほおばる美人もなかなかどうして。





自分がその場にいたらヒーローになれそうな企画「バッタ会」
河原でバッタを捕まえて、そのまま・・・
http://mushikui.net/?p=2267#more-2267



虫菓子小屋
http://blog.livedoor.jp/mushigashigoya/
昆虫料理研究家・内山昭一、虫パティシェ・ローザ優子、虫食いライター・ムシモアゼルギリコによる昆虫を菓子・軽食に仕立てる虫菓子プロジェクト。

もうね、旨そうでいたしかたないよ。

カマキリの子供を焼いて料理した際の説明書き
「子どもが、どこからかとってきたカマキリの卵がうっかり部屋で孵化して困った!こんなにたくさんのカマキリは飼えない!といった緊急の時に、揚げてトッピングに使う、という選択肢があれば安心です。」

こーゆーセンスの良い方たちに紹介してもらえたらすごくすんなりと昆虫食の世界にいざなわれてしまう気がします。


もうね、ヘンゼルとグレーテルも住みたくなるような虫で作ったお菓子の家建てて欲しい。