聖地巡礼:ファーブルの家に行く 前編

あなたにとっての聖地はどこでしゅか?

高校球児は、甲子園
高校ラガーメンは、花園
高校サッカー部員は、国立競技場
高専生は、ロボコンの会場




昆虫学者を目指す私の聖地と言えば、


ファーブルのご自宅。

小さい頃からずっと行ってみたかったのですが、この夏を利用して行ってきました。



目指すは、南フランスのプロヴァンス地方のセリニャン・デュ・コンタ村。


オランジュ駅に到着したらここからバスで村を目指します。

(オレンジでないよ。オランジュだよ)


看板。

せつこ。見てみ。本物のプロヴァンスや!





プロヴァンスの風景を楽しみながら。




20分ほどで何の変哲もない田舎な感じの村に到着。

遠くに何か見えます。
近づいてみましょう。





巨大カマキリ。

うん。The 変哲
ただの村ではなさそうだ。



そして標識がファーブルの家はあっちだと示しているので地図を持っていない私でも辿り着けそうです。



そして、念願の聖地に到着。

ファーブルのお宅。こちらのお宅はファーブルが年をとってから住み始めたもので、
生まれたお家ではありません。


そして、お宅の向かいには博物館も。


わー 一大アミューズメントパークだぁ。


博物館の二階にあがる階段を見つけたので登ってみましょう。


そこから見る景色がこれまたなんとも。


うん。ファーブルのお家、おっきいねぇ。




ねぇ ねぇ 見て見て

ずっと遠くまで敷地なので、これはもう屋敷と呼ぶことにしましょう。




うん。ほんとにおっきいねぇ。



おっきい。おっきい。


・・・・・・・・・・・





・・・・・・
・・



え? なんで中に入らないかって?





だって今日(土曜日)は休館日だよ。
フランス人に聞いてたよ。
知ってたよ。



せっかく来たのに入れないこの悔しさを次回ぶつけたら、
すんごいありがたみが涌いてくるかなと思って自分で自分をいじめてみました。


ファーブルに会いたい気持ちを最高潮に高めてからお邪魔するのが礼儀だと思って、
「悔しさをバネに」を実践してみたわけですが、





結論から言うと、不法侵入したいレベルでものすごく悔しくなったので、さっそうと帰ろうとしたらバスが13時までありません。
現在、10時です。
とりあえず街をブラブラしてファーブルが味わっていたであろう雰囲気を味わうことにしました。



さっそくこんなものが。

半分にちぎれた携帯電話。
なんだか切なさがこみあげてきました。



続く。
(今回は長いッスよ)