無収入者が最もやってはいけないこと


こんにちは。

貯金が50万円を切りました。先日、お母さんに20万円貸してもらうという親のスネにかぶりつきはじめており、完全に経済危機に瀕しているハカセです。


しかし、なぜこんなことになるのか。

冷静に収支決算を見つめ直したところ、貯金が減る一方であることが明らかになりました。
それもそのはず、私は無収入。イヤッホー!!!



現状を打開して、一時的に収入が増やせる裏ワザが世の中にはあります。この奥の手を繰り出そうかと悩んだときにとあるイベントに遭遇しました。

「金」の文字の帽子をかぶったゆるキャラがいました。



きっと神様が私を踏みとどまらせてくれたのでしょう。
あと、メグちゃんどうもありがとう!



なんとかしなくては。




4月中旬に帰国してからまだ日本に居るのですが、公の場に立つ機会に恵まれました。
ジュンク堂池袋でのトークショー
幕張メッセでのニコニコ超会議・むしむし生放送
●下北沢B&Bでのニコニコ生放送



実は、私が登壇する場に必ず現れる一人の男がいました。

B&Bにて。http://bookandbeer.com/

ちなみに手前の方は、江渡浩一郎氏。ニコニコ学会βの親玉ッス

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その男は、ジュンク堂でのトークショー終了後のサイン会のとき、おもむろに歩み寄ってきました。
「私、こういう者ですが」と、頂戴した名刺にはビジネス誌「プレジデント」の名が。


ハカセ「はぁ 初めまして、前野です(プレジデント誌は知ってるけど、ビジネスと縁もゆかりもない私に何の用かしら?)」


しげしげと頂戴した名刺を眺めていると、


プレジデント編集者「実は、前野さんに連載を書いていただきたいのです」


ハカセ「えっ? いや、自分、今、無収入なんですけど・・・」


プレジデント誌は企業の社長さんたちやバリバリのビジネスマンの方々御用達。
わたし、全然関係ないじゃないですか。


不思議に包まれている私目がけて、その男、石井伸介氏は言いました。


「御著書とブログを拝見いたしまして、バッタ博士がアフリカでどうやって工夫して生き延びているのか、面白いのです。ご自身ではそれが当たり前になってしまっているのでしょうが、きっと日本のビジネスマン達のヒントになるはずです」と。



無収入の分際で公衆の面前にさらされることが恥ずかしいと思うより先に、「なんてチャレンジングなことをするのだ」、とそのやってはいけない企画に一目ぼれしてしまいました。そして、とあるバッタグッズをプレゼントしていただき、完全に心奪われてしまいました。


当然、研究活動の時間を割いて執筆するため負担もあるし、何を書いたらよいのやら悩みまくることになるでしょう。
物書きのトレーニングもしたことがないので不安だけど、どんな文を書けば読者により一層喜んでもらえるのかプロの編集者から直接勉強させてもらえる絶好の機会と捉え、挑ませていただくことに。


ここのブログはいわばホーム。外に出ることでアウェーの洗礼を受けることになると思うので、恐いことは恐ろしいのですが、知らない世界なのでどんなことになるのか私ごとながら楽しみ。


話は進み、プレジデント社での打合せ。



皇居を眺める素晴らしい景色。



そして、ありがたいことに原稿料も頂けることに! 収入源が!!!
さらに私の連載はウェブ上の「プレジデントオンライン」に載せていただくため、無料で不特定多数の方々に読んでいただけることになりました。

PRESIDENT Online
http://president.jp/





私の記事は、毎週、土曜日の正午に掲載される予定です。
アフリカで、研究者として、そして男として生き延びるために何をしているのか、連載していく予定です。
というか、私は全然成功していないので「こういうことすると無収入になるのかぁ」と気を引き締める方向で貢献できれば。




一発目は22日、正午12:00より閲覧可能です。
 http://president.jp/articles/-/9781
(今日はまだ見れないのであしからず)


ある一定の人数が閲覧しにこなければ早々に連載は打ち切られます。
戦力外通告がどんな形で言い渡されるのか、密かな楽しみです。



アフリカ帰国まであと一週間。
バッタ博士として第二ラウンドの開幕です。


貴方の知らないバッタ博士をお見せいたしましょう。



アフリカでサバクトビバッタを安定して研究するために、日本滞在中に仕込んだものをおいおい紹介していきます。