飲み水について文化の違いがある。


とりあえず、彼らは生水をガブ飲みしても平気なのだが、
自分は衛生上の問題で固く禁じられているため、いつもペットボトル。



うちらは氷を食べるの大好きだが、モーリタニア人は氷食べると腹壊すから食べれないそうだ。


自分は砂漠でも冷たい水が飲みたかったので、わざわざ日本からコールマンのクーラーボックスを輸送し、凍らせたペットボトルを持っていっている。

コールマン パーティスタッカー33QT ブルー 3000000843

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砂漠調査のコツ:氷を長持ちさせるには、冷凍庫の強さをMAXにして本気でペットボトルを凍らせておき、クーラーボックスの容量いっぱいに横積みにし、ダンボールの落し蓋をして冷気を逃がさないこと。4日目でも氷が残ってます。

氷水を飲む姿に彼らは驚きのまなざしを投じる。


一回目のMissionでは彼らの分の氷水も準備したのだが、氷水が飲めないということでムダに終わった。


二回目のMissionでは、自分の分の氷水しか準備しなかったのだが、どういうわけか彼らが自分の氷水に手をつけはじめた。

せっかくキンキンに冷えてるのに、外に放置してて自然に煮えてしまったお湯にブレンドして飲むのだ。


貴重な冷たい水をみんなあまりに適当に扱うので、頭にきて何してんねんとモハメッドに問い詰めたら、





「ボク達だって、ぬるい水が飲みたいんだよ」

と返してきた。



そうか、彼らもさすがにお湯は飲みたくないのだな。
彼らの飲み水を考慮し、自分のおこづかいで彼らのクーラボックスを買うことに。


街に帰ってきてからさっそくデカイのを買ってきてモハメッドに見せると
テンション高めに、


「ヤッター♪ これでぬるい水が砂漠で飲めるよ。コータローありがとー」



Mission3からは2つクーラーボックスを持っていくことに。



この自分の類まれなる優しさが自分に好機をもたらしてくれることになった。