先日、クマムシ研究者が自分のことを紹介してくれたのだが、その後一大事になりました。
「変態」、「狂気」、「マジキチ(真正なキチガイ)」、「マッドサイエンティスト」
浴びせられた言葉の暴力。
幸い自分の価値観がズレており、たまらなく嬉しい褒め言葉として捉えられたからいいものの、
恥ずかしさのあまり、両親が自宅に引きこもってしまっているかもしれない。
大勢の方々に自分のことを紹介していただき大変ありがたく、嬉しかったのですが、
また日の当たるところを二の腕を振って歩きたい思いが強くなったので、スポーツマンシップを乗っ取り、反論したいと思います。
クマムシ研究者にバッタ博士がデュエルを申し出ます。
恐れ多くも先輩に反論しますと、自分のバッタに対する愛は異常ではないです。
純粋な気持ちで、壊れるほどバッタを愛してます。
手加減なしで好きなんです。
変態と呼ばれてしまった人が、
「自分は変態ではない、いたって普通だ」
と主張すると、「イェス。私は変態です」と言ってるのと同然になる時代なのは重々承知なので、あえて否定はせずに、むしろ肯定する方向で行きたいのだが、右ひじに恋してしまうような人よりはマシでしょ?
そして、普段はガンジーをリスペクトして、ケンカになってもクリンチで事無きを得てきた平和主義者な自分ですが、バッタの名誉のために奮い立ちますと、サバクトビバッタは人を襲って食べたりしないッス。
「大発生したサバクバッタに観光客の女性が食べられてしまうという何ともむごい話を聞いた。」
なんスカ?このおっかねぇ説明文は!!!
ウォッカもびっくりするくらい度が過ぎます。
女性が食べられてしまったのは、彼女が着ていたお洋服ッス。
オフコース。自分も食べられたいのは自分の衣装ッス。
私はアンパンマンのような慈愛の心を持ち合わせてはいないッス。
自分の手をワニに差し出した、フック船長ともわかちあえません。
バッタはたまに共食いしたりするけど、至って草食動物なんです。
草をはむはむ食べている姿は超絶かわいいのです。
見てください。この晴れやかな顔を!
交尾後のカップルは、とても微笑ましいのです。