王様のお家に


先週の金曜日は近くの研究所でセミナーがあったので行ってみました。

どうして雌雄が進化してきたのかという話で、カナダから来た研究者が発表していました。
Aneil F. Agrawel博士
題目「Testing theory for the evolution of sex. It's more fun in practice」

単為生殖したり、有性生殖したりする水の中のとある微生物を使って実験してました。


英検4級の僕には内容を理解するのはとてもハードルが高かったです。
要は、環境が厳しくなると有性生殖に切り替えるそうです。


色んな発表聞けてラッキーです。
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こちらでお世話になっているCIRADという研究所では、
「招待研究者」という立場でおります。


受け入れ研究者のシリルが昨年、家を買ったそうでいきなりお泊りしてきました。



シリル家。

一人娘のレベッカが「コータローマエノ」と連呼してきました。
奥様がラザニアをこしらえてくださいましたの。
オホホ。



ところで、みなさま。シリルったらすごいんすよ。
ここお城なんすよ。
お城を分譲したお家なんすよ。
基盤は千年前の石で、家の中の内装もめちゃくちゃカワイイんすよ。
個人宅だから写真控えましたけど、すんごいオサレ。

お外の風景。

小高い丘に建てられたお城なんす。



なんかね、らせん状に建物が繋がってて、いくつもトンネルが。



んで、中心には教会が建ってて30分おきに鐘が鳴るんすよ。

1634年っていつよ?

教会のドアに書かれてました。


シリルはお家を即買いしたそうな。
「王様じゃないッスか!!」
とツッコんでおきました。




ネットが繋がらないそうで、家に帰ってくれば仕事のことは忘れられるそうな。
お星さま好きなので、むしろ田舎の方がきれいに星が見えるからラッキーだったそうな。


500人が住む村で、近くはワインの木やオリーブの木に囲まれてますの。

オリーブの木だよ。


イノシシが多いそうで自然豊かな住宅事情でしたわ。





村人も陽気だし


フランス大統領選もやってるし。


ほのぼのしたいい村や。

贅沢な時間を過ごさせていただきました。


お泊りした次の日は、世界遺産に向けてレッツラゴー
(続く)