安心の12万円

アフリカで心安らかに生活するためには12万円支払う必要がある。


これは何か?





そう。予防接種にかかるお金である。
外務省HPにも出ているように予防接種をしたほうが良いのだ。
それも何本も・・・。


心優しい私が、アフリカに来たい人達のためにそっとご教授いたしましょう。




絶対に、必ずやらなければいけないのが黄熱病の予防接種。
野口英世が研究し、命を落とした病気だ。
カによって感染。


黄色くなって死ぬよ。


予防接種していることを証明する国際予防接種証明書、通称イエローカードがパスポートに貼られていなければ、モーリタニアへの入国はできない。イエローカードが有効なのは接種10日後から10年間だそうだ。
モーリタニアに来る人は必ず10日前までに接種すべし。
熱あると予防接種できないから余裕をもって!





お次は、狂犬病



発症後の死亡率はほぼ100%で、確立した治療法はない(ウィキペディアより抜粋)


犬に噛まれるとかかってしまうらしい。
ちなみにアフリカは流行地域です。嬉しくないです。

ワクチンは4週間隔で2回接種し、さらに6から12か月後に3回目を接種します。その後の長期にわたる予防のためには、1年から2年に1回の追加接種が望まれます。

狂犬病にかかると水を怖がるそうです。
プールサイドで入水をビビっている人を見かけたら感染の疑いがあるので病院に連れて行ってあげてください。




次は、破傷風
土壌中に棲息する嫌気性の破傷風菌 (Clostridium tetani) が、傷口から体内に侵入することで感染を起こす(ウィキ)

症状は、、一言でいうと、筋肉が動かなくなってキツイみたい。痙攣するって。


ケガしたら砂遊びは控えましょう。




お次はA型肝炎B型肝炎


悲しむよ。苦しむよ。悶えるよ。


衛生環境が整備されてないところで蔓延しているそうだ。
A型肝炎は食べ物で感染するため、「生」モノはなるべく食べるなだそうだ。
実際に自分もビビって生野菜は食べてません。
シャッキリとした歯ごたえのサラダを自粛しております。
ちくしょう。


B型肝炎は、血液、性行為で感染するそうです。
刃物を扱う床屋も自粛しておりますし、あっちのほうは、パートナーがいないため大丈夫です。



生ワクチンのため、予防接種受ける時はあらかじめ予約が必要。
1回目と2回目は2−4週間隔。3回目は6ヶ月後になっている。3回の接種完了で、メーカーコメントでは5年間有効とされているため、リスクがある場合には5年に一度の接種が推奨されている。(ウィキペディアより)


つまり、あれだよ、アフリカに長期滞在する人は、半年前から準備しないといけないんだよ。



自分のように
出発3ヶ月前から準備したのでは遅いのだよ・・・





うん。白状すると、今回の帰国は3回目の予防接種を受けるのが目的でありました。





そして、気になるお値段の方ですが、、、
黄熱病 10000円
破傷風 3630円
狂犬病 15750円×3
A型肝炎 9450円×3
B型肝炎 9450円×3
初診料 2000円
合計12万円ですね。




えぇ 自腹ですよ。
積立しておいてよかった・・・



厚生労働省が、海外で健康に過ごすために、という露骨に助かるHPを作ってるよ。
http://www.forth.go.jp/index.html


先人たちの研究の賜物である予防接種のおかげでこうして安心してアフリカに来ることができ、本当に感謝でございます。



さぁ みんなも12万円握りしめて、無駄に生ワクチン接種しようぜ!