いつもと様子が違うので、写真を撮った。
すぐに大雨が降ってきた。一年ぶりのまともな雨。どうりで様子が違うわけだ。
あっという間に水たまりが。
(砂漠なのでイメージつきにくいだろうが、街の中には水はけが悪いところがあり、そこでボウフラが涌くそうだ。)
濡れるってなんかいいよね。
肌に張り付くTシャツの感覚が懐かしい。
ウキウキと自分を撮影してみたのだが、薄毛の深刻さに気付く。
ちくしょう。
夜は研究所内の街灯をひとり言を言いながら徘徊するのが日課になっている。
プレゼンの練習を兼ねて。
この雨で、虫がムラムラしはじめた。
これから交尾するであろう羽アリが。
(大きい羽アリがメスで、小さい羽アリがオス。いかつい兵隊も)
(追記:オオコブスジコガネ属Omorgus 丸山宗利博士が同定して下さりました!)
交尾をしていたので、とりあえず採集した。
手掴みすると、キィキィと鳴きはじめる。
泣きたいときには泣いたらいいよ。
前日までの貧相な昆虫陣とうって変わってこの日は賑やかに。
砂漠地帯における雨が虫たちにどんな影響しているかは面白い。
雨をどこで、どうやって感じているか興味ある。
普段、どこに隠れているのだろうか。
昆虫の生き延びる工夫を知るのがたまらない。
この雨で砂漠が芽吹くと、バッタが・・・・ 来るぜ。
準備にとりかかりましょう。。